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私たち人間で言えば顔立ちや体型等が一人ひとり違って個性があるように、温泉も個性を持っています。 例えば、沸騰しているような高温の温泉がある一方で、10℃以下の冷たい温泉もありますし、塩辛いものや苦みのある温泉もありますし全く味のしない温泉もあります。また、無色透明な温泉がある一方で、茶褐色や白くにごった色の着いた温泉もありますし、無臭の温泉も独特の臭気を持つ温泉もあることは、ご存知の通りです。 このように、温泉には泉温や色、臭気、味、肌触りなど、様々な面で違いがあり、その違いが温泉の個性になっていると言えるのではないでしょうか。 温泉の持っている様々な個性の中で、温泉水に含まれている成分の違いが「温泉の泉質」です。
以前は、重曹泉、石膏泉、芒硝泉、緑礬泉、正苦味泉などの旧泉質名が使われていましたが、昭和54年以降、温泉水に含まれる化学成分をそのまま記す、新泉質名に変わりました。現在は、温泉水に含まれている成分と含有量などによって、幾つかのグループに分けた掲示用の新泉質名が多く使われています。
下に簡単な新旧泉質名の対照表を掲載しますので、参考にして下さい。
Valuable informationLast update:2023/4/19 |
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